カントリーロード~セカンドシングルマザーの生きる道

行政書士を目指すシングルマザー。離婚・再婚・資格・貧困・教育・育児・登山・読書・絵手紙のことなど書いています。

セクハラ

シングルマザー 鵬蘭 アラフォーです☆
開業目指して法律系の資格勉強中です。

趣味は、登山、ハイキング、ピクニック、絵手紙。読書。

秩父・飯能・奥多摩など好きです。

神社・仏閣も好きですが、中々忙しく巡ることができません。

いつか御朱印帳を持って秩父札所巡りをしたいです。

二度の離婚・再婚・起業・資格・貧困・育児・教育・趣味のことなど雑感を綴っています。

正直者なので少し毒舌な時があるかもしれません。
たまに空気が読めない時があるかもしれません。
悪気はありませんし、人は傷つけません。


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【実話】女性ヘルパーの介護はセクハラの巣窟〜その3(後半)


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※直接的な表現がありますので、読まれる方はご留意ください。


つづき。


最後の30分のお話しする時間に(それもSさんの計画に入ってます)旦那は何の仕事してるの?と聞かれ、嘘が下手な私は、旦那はいないと言ってしまいました。


すると次の訪問時、Sさんはこう言いました。

Sさんはよく不思議なものがよく見えたり感じたりするそうです。

身体が不自由になると心が自由になる、ってよく聞きますが、そういうことなんだと思います。

そして初めて私と会った時に星を感じたそうです。

自分の宇宙の隣の星に私の星があるのが見えたらしいです。

そういう不思議な感覚は、私も子どもの頃よく別世界を行ったりきたりしていたので、否定するつもりはありません。

ですが、私はそういうものをSさんには感じていません。

そしてそれからです。

毎日の入浴介護のときに陰部をしっかり洗うようにと、陰部だけ執拗に5分くらい洗わせたり、入浴後、陰部が痒いから毎回軟膏を塗るようにとか言われるようになりました。

事務所からもやるように言われていたので、イヤとは言えず、言われるままにやっていました。

するとSさんの陰部は当たり前ですが、大きくなります。

Sさんは『生理現象だから気にしないで』と言って何事もない顔をしていましたし、ヘルパーとして私も気にしないようにしていました。


そしてある日、上高地に昔、彼女と行った話を聞かせてくれました。

思い出の場所なんだそうです。

上高地の話を色々教えてくれました。

上高地は夏しか行けず、宿をとるのも大変で、マイカー規制もされているのでシャトルバスでしか行けないそうです。

『神垣内』が由来になって『上高地』と言われるようになり、神様が宿る神秘的な地域なんだそうです。 

そんなお話しを色々聞かせてくれました。
 

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そして昔の彼女が最近お亡くなりになったことも聞きました。

Sさんは、彼女に会いたいから上高地に行きたいんだ、と言いました。

彼女の魂は上高地にいるんだと言います。

そして私にこう言いました。

『一緒に行ってもらえないか?』と。

ヘルパーとして、介助して欲しい。

だけど、事務所を通せない。

だから3日間、旅費も出すし、個人的にお給料を出すから直接私を雇いたい、と言います。

かなりの金額でした。

少し揺らぎましたが、しかし、当時二人の子どもたちも小さくて3日間家を開けることはできません。

それにもし上高地に行って事故にでもあったり、病気が悪くなったりして責任問題にでもなったら、と思い、断りました。

Sさんは残念そうでした。


そして、家に帰るとすぐ事務所から電話があり、『Sさんの介護は来週いっぱいお休みしてください』と言われました。

Sさんは、私が断ったので怒ったのかな?と思いました。


そして翌々週、訪問した時に、Sさんは教えてくれました。

Sさんはなんと、上高地のツアーに一人で車椅子で参加していたのです。

私は驚きました。

車椅子でツアーバスで一人で移動ってかなり大変だからです。

介助者がいないと絶対に無理だと思いました。

するとSさんはこう言いました。

一人でツアーに参加していた若い女性がいたそうです。

女性はSさんを見るなり驚いた顔をしたそうです。

Sさんは、女性に話しかけたそうです。

見ず知らずの女性は行きも帰りもずっとSさんの介助をしてくれたそうです。

Sさんは言いました。

その女性が、亡くなられた彼女だとすぐに分かったそうです。

彼女の魂がその女性に見えたそうです。

私は、話を聞いていて、本当にそうかもしれない、と思ってしまいました。

そうでなければ、若い女性が一人で3日間ツアーに参加して、そして見ず知らずの車椅子の男性を介助するでしょうか。

Sさんは、もう思い残すことはない、と言いました。



そして、翌日、いつものように入浴介助をしていると、Sさんが直接的な言葉を私に言いました。

『胸が見える、触りたい』

夏でしたし、入浴介助なので、私も薄着になります。

Tシャツと短パンでした。

よく冗談を言う人なので、今回も冗談かと思い、私は笑って誤魔化しました。

するとまたこう言ってきました。

『かがむと乳○が見える、よく見せて』

と言って、本当にTシャツの中に手を入れて胸を触ってきたのです。

驚きました。というより動揺です。

Sさんは入浴中なのでもちろん全裸です。

Sさんの陰部はいつもに増して大きくなっています。

これは本気だ!と私は思い、慌てて『ダメですから!』と言いました。

かといって、一人で車椅子のSさんをお風呂に置いて帰る訳にもいきません。

急いで入浴を終わらせて、服を着させ、ベッドまで連れていきました。

最後のお話しの時間に私はこう言いました。

『この事は事務所に言いませんので、もう二度とこういうことはしないで下さい!』

しかしSさんはもう完全に燃え上がっています。

『上に乗って』

『一度でいいから死んだ彼女の代わりになって、お願い。』

と涙ながらに言われました。


私は、なんだかSさんが哀れになってきました・・・

Sさんの病気のこと、離婚のこと、子どものこと、亡くなった彼女のこと、人生のこと。

人生ってなんだろう?

 もし自分がSさんみたいに独り身で難病に犯され寝たきりになったら、私ならどうするんだろう?

そんなことを思い始めたら、なんだか私は同情ではありませんが、もうSさんの最後の願いを聞いてあげてもいいかな、と一瞬ですがそう思ってしまいました。

ただやはりすぐに理性が働き、すぐにそんな思いは払拭されました。

そして、あーもう私にはヘルパーは無理だな・・と本気で思いました。

一瞬とはいえ、寝てもいいかな、と思ったこと。

すぐに感情的になって、喜怒哀楽が激しいこと。

よくも悪くも相手を勘違いさせてしまうこと。

・・・完全にヘルパーの器ではありません。

私はこの仕事を辞めよう・・そう思いました。

そして衝動的に決心し、Sさんに言いました。

『Sさん、私、今日でヘルパーやめます・・今まで色々お世話になりました。そして本当にありがとうございました。』


そしてそれ以上お互い何も言わずにSさん宅を出ました。

少しだけ涙が出ました。

・・・私はもしかしたらSさんが好きだったのかもしれません。

いえ、好きとはちょっと違うかもしれませんが、Sさんがいなければ、私は人生をあんなに考えなかったし、Sさんに教えられたこと、たくさんありました。


その足ですぐに事務所に行き、無責任なのは重々承知で『ヘルパーを今日で辞めさせて欲しい』と頼みました。

ヘルパー全盛期だったので代わりのヘルパーはたくさんいたので困ることはないと思いました。

事務所は私に理由を聞きましたが、今日のSさんとのことは言いませんでした。

引き止められましたが、私の決心は変わりませんでした。



あれから10数年経った今、私は介護の仕事は一切していませんし、今後もするつもりはありません。

あの後Sさんがどうなったかわかりません。

ただその後、Sさん宅の前を通った時に、洗濯物が干してあるのが見えて、ご健在なんだな、と安心した記憶があります。

今はもう前を通っても、洗濯物の種類が変わってしまったのでそこにはもういらっしゃらないみたいです。


Sさんの魂は、亡くなった彼女と一緒に上高地にいらっしゃるのかもしれません。


※最後まで読んで下さりありがとうございました。
気分を害された方がいらっしゃったら申し訳ありません。


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【実話】今だから言える訪問介護の闇その1〜地獄の部屋
【実話】今だから言える訪問介護の闇その2〜家政婦とヘルパー
【実話】今だから言える訪問介護の闇その3〜家政婦が辞めていく理由
【実話】今だから言える訪問介護の闇その4〜ヘルパーの適性
【実話】今だから言える訪問介護の闇その5〜最後の宝石

★ヘルパーセクハラシリーズはこちら。

【実話】女性ヘルパーの介護はセクハラの巣窟〜その1
【実話】女性ヘルパーの介護はセクハラの巣窟〜その2
【実話】女性ヘルパーの介護はセクハラの巣窟〜その3(前半)
【実話】女性ヘルパーの介護はセクハラの巣窟〜その3(後半)

【実話】女性ヘルパーの介護はセクハラの巣窟〜その3(前半)

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私の最後の利用者さん(仮名Sさん)のお話です。
 (長いので2回に分けます) 

Sさんは、筋力の病気で下半身不随の為、車椅子生活をされている61歳の独居男性でした。

若い頃に離婚されて息子さんが一人いるらしいのですが、会うことはほとんどないそうです。

私は週3回で1回3時間で請けました。

ほぼ毎日介護が必要な方なので、他の曜日は私以外のヘルパーが訪問していました。


Sさん宅に初めて訪問した日は、暑い夏の盛りでした。

61歳と聞いていましたが、そんな風には見えず50台前半くらいに感じました。

その時は下半身不随だけでしたが、段々と上半身も動きづらくなってきて最終的には、全身不随で寝たきりになってしまうという難病の方でした。

そして手の方も段々と動かしづらくなってきているようでした。


最初の訪問はいつも緊張しますが、大抵独居男性の場合は、利用者さんの方が気を使ってくれます。

初日は、挨拶と今後やることの確認です。

掃除、洗濯、調理、買物、ベッドメイク、入浴介助、移動、など。

ほぼ全ての家事と身体介助です。

これを全部 3時間でするのは大変なので、曜日を決めて、スケジュールを作っていきました。

Sさんはパソコンが得意でしたので不自由な手で器用にデータを作っていきました。

インターネットができる環境なので、情報もいろいろ入り、頭の方は大分しっかりされていました。

ただその『情報が入る』というのも考え物で、ネット上には、いい情報も悪い情報も、真実も嘘もごろごろしています。

それを判断するのは、私たち個人です。

 
そしてSさんと今後のスケジュールを確認した後、洗濯をして、今日は話し相手になって欲しいと言われ、いろいろお話しをしました。

離婚されたこと、息子さんのこと、元奥様のこと、彼女さんのこと、仕事のこと、病気のことなど、Sさんはご自身のことを色々教えてくれました。

そして時間がきて帰る時に、Sさんはこう言いました。

『できる料理のレパートリーを次回までに紙に書いてもって来て欲しい』と。

私は快諾し、家で、得意料理のメニューを書き出しました。

とは言っても、私は普通のシングルマザーなので、フランス料理とか、イタリアンとか、いわゆる名前のついたお洒落な料理ではなく、スーパーで安い食材を先に買って、あるもので作る家庭料理ばかりです。

そして次にSさん宅に訪問した時に紙を渡すと、今度はその料理の内容をみて、1週間分の献立を作り始めました。

とにかく、なんでも計画的な方でした。

洗濯は週1回、掃除は週2回、入浴は週3回、ベッドメイク、調理は毎日。

週3回の入浴は私が伺う日になりました。

なので私の主な仕事は、入浴、調理、ベッドメイク、週1で買物でした。

伺うとまず料理をします。

料理は当日のお昼と夜と翌朝の分で3食分。

献立はSさんが決めたものを作ります。

次は入浴です。

車椅子で脱衣所まで移動し、脱衣所で服を脱がせます。

そしてSさんを抱えて、お風呂の介護用の椅子に座らせます。 

私は自分の服がぬれないように、短パンとTシャツで介助します。

入浴は着替え、移動なども含め、1時間かかります。

そして、ベッドメイクしてお話しして終了。

こんな感じで1週間(3回)通いました。


そして翌週。

Sさんはこう言いました。

『他のヘルパーと変わって、来週から毎日来て欲しい。』

どうやら他の曜日のヘルパーは料理が苦手らしく、3食分作らせても美味しくなくて、完食できなかったそうです。

私は別の利用者さんも訪問していたので、毎日は無理だと思いましたが、Sさんが事務所に交渉してくれて私が土日以外の毎日週5回で訪問するようになりました。

介護度が高く、身体介護の多いSさんは、時給が高いのです。

シングルマザーの私にとっておいしい仕事でしたので、正直、ラッキー!と思いました。

私にとって介護の仕事は、奉仕の心というよりは、自分の生活の為でした。

今思えば訪問介護にやりがいを感じることもありませんでした。

介護する相手はお金の為で、利用者さんはヘルパーを家政婦扱いです。

お互い様の関係です。

でもそれでうまくいくならそれでもいいのですが、利用者さんがヘルパーに無理難題を言ってくることも多々あります。

それをうまく断れるかどうかがヘルパーの腕の見せ所なのですが、私はそれが下手でした。


そしてSさんも、無理なことを頼んでくるようになりました。

髪の毛を切って欲しい、とか爪を切って欲しいとか、湿布を張って欲しいとか、歯磨きを手伝って欲しいとか、軟膏塗って欲しいとか。

大したことではありませんが、ヘルパーがやってはいけない事柄なのです。
(当時はダメでしたが、平成17年に解禁されています)

換気扇の掃除や風呂釜の掃除やおせち料理なども、日常の家事ではないので、ヘルパーはできません。

それをするには、ケアマネに相談して利用者さんが業者に頼んだり、福祉課の方で手配するとか、色々決め事があります。(今はどうかわかりません) 

ただそれを断ると機嫌が悪くなる方もいるので大変です。

Sさんはインターネットで情報が手に入るので、爪きり、湿布、軟膏、などはグレーゾーンで、やっている介護事務所もある、だからやって欲しい、と言ってきました。

事務所に確認すると、『うーん、まあ利用者さんに言われたことはなるべくやってあげて』というので、やることになりました。

事務所にとってもSさんは大きな財源だったようです。


すると、どんどんSさんの要求がエスカレートしてきたのです。

100均で散髪バサミを買ってきて、髪を切れ、とか。

うまくカットできないと悪いのでやめた方がいいと思う、と断っても、下手でもいいから切って、というので切りました。

しかも、切れ味の悪い100均のはさみでシャキシャキ切れる訳もなく、失敗しないようにゆっくり切ってると、早く終わらせて、とか、鏡を見ながら、こっちが長い、あっちも切れとか、もう勝手ばかりです。

結果ガタガタになりました。

それはそうです、100均の散髪バサミなんかで10分以内で切るなんて、多分、美容師さんでも無理です。

ただ、Sさん宅の訪問は時給がよく毎日確実に3時間入れる利用者さんだったので、私なりに色々頑張ってやりました。

その甲斐あってか、Sさんに気に入られました。

そして前回の利用者さんもそうでしたが、身体介護が多いと独居男性は勘違いやセクハラをするのです。

これはもう若い女性ヘルパーの全国共通の問題です。


そしてSさんも例外ではありませんでした。



つづく。 

※次回はかなり直接的な表現がありますので、その辺もふまえて読まれてください。
 

★ヘルパー実話★

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【実話】女性ヘルパーの介護はセクハラの巣窟〜その2

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今回はもう1つの登録していた介護事務所でのお話です。
 
こちらはNPO法人で、代表も役員も引退された元公務員の女性たちでした。

元公務員の人脈などを使ってか、利用者さんも職員もヘルパーも多い事務所でした。

そして他の介護事務所がお手上げをするような福祉課のブラックリストに載ってるような問題のある利用者さんが多かったのです。

私はヘルパーの中でも20代と若かったので、体力のいる介護が必要な男性の利用者さんに多くつけられました。


今回は40代の独居男性のお話です。

その人は糖尿病で入院後、退院してきて視力が大分悪くなってしまい、生活支援と外出介助で利用されていました。

私は減塩の食事の準備と、掃除、洗濯など家事をやり、後は一緒に買い物や散歩をするように言われていました。

初めて訪問する日、事務所から住所とその人の携帯電話を教えて貰い、一人で向かいました。

基本的には自宅から自転車で行ける範囲で仕事を請けているので、自宅からそう遠くはありません。

しかし、その人のアパートはかなり入り組んだ所にあり、当時はスマホなんてないので紙の地図を持って周っていましたが、それでもアパートに辿りつけませんでした。
 
事務所に電話して聞くと、誰も場所が分からないから直接利用者さんに電話して聞いてみて、と言われたので、その人の携帯に電話をかけて詳しい場所を聞きました。

そしてやっと辿り着きました。


その人は糖尿病ということもあり、少し太っていました。

聞いていた通り、視力もかなり落ちているのが分かりました。

しかしその人は明るく楽しそうに、色々とお話ししてくれました。

客観的にみればそうですよね。

40代の独居男性の家に、ヘルパーとはいえ、若い20代の女性が来るのですから。
(当事は私も若かったのです)

そして年も老人に比べれば若いので、話もあまり違和感なくコミュニケーションが取れました。

しかし前回の例もあるので、私がシングルマザーということは内緒していました。



そして一ヶ月くらいたったある日、その日は通院介助の日でした。

通院するので、服に着替え、髪を整えました。

服を出して着させて、髪は私がとかしました。

そして通院介助をしているときに、突然その人は言いました。


『子どもの運動会もうすぐじゃない?』と。

確かに今は秋で運動会は来週。


ん?何で知ってるの?

私は一瞬そう思いましたが、『そうです、来週運動会です。』と答えました。


すると『運動会、俺も見たいな、一眼レフのカメラで子どもの写真撮ってあげるよ』


あれ?この人、私がシングルマザーだって知って言ってるのかな?

それともただカメラ持って出かけたいだけかな?
(その人は写真が趣味でした)

不思議に思いましたが、


『ありがとうございます。でも大丈夫ですよ、写真自分撮りますから。それにもう秋で寒いし、ずっと外にいると体によくないですよ』


私はやんわり断りました。


すると彼は急に手をつないできたのです。

え?

確かに介助するとき、危険がないように肩につかまって貰ったり、私が腕を持ってあげたりはしていました。

しかし、明らかに介助ではない雰囲気で手をつないできました。

あれ?と思い私は、


『手をつなぐと危ないですよ、肩を持ってください』


と声をかけました。

すると彼は急にこう言いました。


『旦那さんいないんでしょ?』


・・・!?

なんで知ってるの?


『いないってお宅の事務所の職員から聞いたよ、それに来週運動会だから、お休みだって聞いた』

『寂しいでしょ、運動会。写真撮ってあげるよ』


・・・
 
何で職員がヘルパーの個人情報明かすんだろう。

しかも言ったの、元公務員。

簡単に言っちゃうんだ、そういうこと。

じゃあ、公務員だったときも言ってたの?住民の個人情報。


私は老人も信用できませんが、職員すら信用できなくなりました。

(今思えば引退した元公務員って、60過ぎてるのだから、老人か・・)

昔の人は言っていいこと悪いこと分からないようです。

そして自分で言ったことはすぐ忘れてしまうのです。


『私、シングルですが、寂しくないですよ』


と言うと、


『子どもが寂しいでしょ』


って。


その人の優しさだとは分かりますしありがたいお言葉ですが、正直余計なお世話です。

好きな人に言われたらきっとうれしい言葉なのでしょうけど・・

いい人なんですよ、心が優しいというか。


ただ人としていい人でも、恋とは違います。

そもそも私、利用者さんを恋愛の対象としてみていません。

その人は言いました。


『髪をとかしてくれた時、すごい嬉しかった、好きになった。』


仕事ですから、髪くらいとかします。

でも独居男性にはそれが恋愛感情に変わるようです。

困りました。

私は何事もなかったように、その日は通院介助も終え、帰宅しました。



そして数日後。

別のおじいちゃんを介護中、ケアマネから私の携帯に電話が入りました。

私は直接会ったことのないケアマネでした。


『○△さん、再入院になってしまいました。』


○△さんとは、通院介助の彼です。


『それで○△さんからあなたの携帯番号を聞きました。あなたは婚約者の方ですか?』


は!?

私はてっきり、そのケアマネは事務所から番号を聞いて、ヘルパーとして私にかけてきたのだと思っていました。


『いえ、私はヘルパーですよ。』


するとケアマネは驚いて、


『でも○△さん、あなたに着替えとか日用品を病院に持ってきて欲しいって言ってたから、てっきり彼女さんかと思って。』


・・・すぐに事務所に電話をかけました。


『○△さんが私に病院まで着替えを持ってきてと言ってきました。ケアマネさんは私を彼女と間違えてました。困ります。』と訴えました。


すると事務所の職員はこう言いました。


『あなた、なんで○△さんに携帯教えたの?あなたが勘違いさせたのが悪いんでしょ?』


・・・ここもか。

結局は勘違いさせる私が悪いそうです。

ちなみに携帯の番号は教えていません。

ただ、初日に道に迷った時に電話したときの着信を彼は登録していたようです。

確かに非通知にしなかった私も悪いのですが、それと彼の勘違いは別問題です。

大体、私がシングルマザーだと言った事務所側にも責任があると思いますが。


そして彼は入院しましたが、すぐに退院でき、病状が安定したとかで、ヘルパーの必要がなくなったと聞きました。

○△さんはその後、視力もだいぶ回復し、一度道で自転車に乗ってるところを見かけましたが、その後は一度もお会いしていません。

お元気だといいのですが・・ 


私だって人間ですから、恋愛感情がなくてもヘルパーとして人として、心配もしますし、情だって移ります。

それが男と女というだけで、利用者とヘルパーという垣根を越えられてしまうということは、ヘルパーとして私は向かないのではないだろうかと、その頃から考えるようになりました。

ただその時はまだ、別の介護をしていた男性がいたので、すぐにヘルパーを辞めようとは思いませんでした。



その男性の話しはまた次回。
 

ヘルパーとしての私の最後のお話しになります。


※最後までスクロールして頂きありがとうございました。 今回はセクハラとは少し違うかもしれません。



★ヘルパーセクハラ

【実話】女性ヘルパーの介護はセクハラの巣窟〜その1
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【実話】女性ヘルパーの介護はセクハラの巣窟〜その1

※人によっては気分の悪くなる描写があるかもしれません。読みたい方だけどうぞ。


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私は、10数年前、ホームヘルパーを1年程していました。

当時、ヘルパー全盛期で生活費の足しにと思い、資格をとり、副業として空いた時間に訪問介護のバイトをしていました。

私が当時登録していた事務所は2つ。

2つとも友達の紹介でした。

1つは、高齢の夫婦で介護事務所をやっていて、いやいや、あなたたちの方が介護が必要なんじゃない?という程の後期高齢者でした。

そこで紹介された初めての訪問先は、公営住宅の独居老人(男性)でした。

老人と言っても62歳でしたので、高齢介護というよりも病後による介護でした。

身体介護はなく、食事とお掃除の生活支援で比較的介護度の低い利用者さんでした。

今思えば介護なんて必要ないくらいの人でした。

初めての訪問先ということで最初は私も緊張してあまりうまくコミュニケーションがとれずにいましたが、それでも数回訪問していくうちに、段々と慣れてきて、普通におしゃべりしたり出来るようになっていきました。

私は当時20代後半のシングルマザー。

利用者さんと話してると、ある程度自分の話もしないと続かないので、離婚していることを話しました。

すると何度か通ううちに、おじいちゃんの態度が徐々に変わっていったのです。

そのおじいちゃんは独身で一度も結婚をしたことがない人でした。

何となく私を誘うようなことを言うようになってきたのです。

私は冗談かと思い、適当に笑って『はいはい』と受け流していましたが、その笑顔と『はいはい』がいけなかったのかもしれません。

そしてある日訪問するとテレビショッピングで買った指輪とネックレスを私に渡そうとするのです。

介護職は(当たり前ですが)利用者さんから物を貰ったらいけないので、もちろんやんわりと断りました。

しかしおじいちゃんは聞く耳持たず、せっかく買ったんだから貰ってよ!と半分キレ気味に言い出しました。

それでも私、強く断れば良かったのですが、初めての仕事だったので、どうしていいか分からず、受け取ってしまったのです。

そして、帰りに事務所に寄り、おばあちゃん社長に話して社長から返してもらおうと思ったのです。

すると、『いいじゃない、貰っとけば♪』とおばあちゃん社長が言うのです。

今思えば、無責任な言葉です。

仕方なく次に行ったとき自分で返そうと思いバッグにしまいました。

そう、それがいけなかったのです。

絶対に利用者さんから物を受け取ってはいけないのです、当たり前ですが。

でもその時は、軽い気持ちで、次返せばいいや、と思っていました。


そして次に訪問した時、利用者さんはなんと、私がプロポーズを受けてくれたと勘違いしていたのです。

そしてこう言いました。

『ここは狭いから別の公営住宅に引っ越そう。お金はないけど幸せにするよ。』

え?なんの話?今まさか一緒に住む前提で話してる!?

結婚?今、結婚て言った?誰と誰が?

何言ってんの?はい??

って感じでしたが、もうおじいちゃん突っ走ってます。

プロポーズなんて受けてもいないし、聞いてもいません。


後から別のヘルパーから聞いたのですが、あの時の笑顔と『はいはい』が返事になっていたらしいです。

独身の老人て怖いってその時本気で思いました。

思い込みが凄いんです。

頭の中で暴走して止まらないのです。

本気で結婚する気でいたなんて。

普通の人なら絶対考えられないレベルです。

いや、それ以前に、申し訳ないけど、いくらシングルマザーとはいえ、生活保護で病弱で財産もない老人と結婚する人なんているのでしょうか?(すみません)

でも少なくても私の中では100%あり得ませんでした。

万が一財産があったとしても年寄りに恋愛感情は全くわきません。(本当すみません)

そして私、暴走してるおじいちゃんに向かって、結婚なんてしないですよ?いつするなんて言いました?と言ってしまったのです。

するとおじいちゃん、逆上しました。

気をつけて!逆上すると身体に悪いから!と一瞬思いましたが、心配した途端、すごい力で私を引き寄せてキスをしてきて、しかも舌まで入れてきたのです!


やめて!!

背筋がゾッとしました。

気持ち悪くて悪寒が走ったくらいです。

嗚咽と吐き気が止まりません!!

しかし、私も強く引き離せなかったのです。

私が強く押しておじいちゃんにケガでもさせたら、運悪く死なせてしまったら!とか思ってしまったのです。

そして、私は何も言わず、吐き気を押さえながら、返そうと思って持って来ていたアクセサリーを投げて家から飛び出しました。

外で私は何度も口をぬぐい、行儀悪いと分かっていましたがティッシュにつばを何度も何度も吐きました。

気持ち悪くて仕方なかったのです。


そして事務所に寄って一部始終を社長に話しました。

すると!

なんとその社長はこう言い放ちました。

『あなたがアクセサリーなんか貰うから悪いんでしょ?自分で誤解させといて何言ってるのよ!』


・・・はああああ!?

『社長に返して欲しいって言いましたよね!?そしたら社長が貰っちゃいなさいよ、って言ったじゃないですか!?』


そう言うと社長は、
『アクセサリーのことなんてあなたから一度もそんなこと聞いてないわよ!嘘おっしゃい!』




・・・もう本当に老人は信用できません。

あの頃から私、老人アレルギーになりました。

まず老人を信用していません。

いえ、中には学のある素敵な老人いますよ。

でも悪知恵の働く金の亡者の老人が多いのも確かです。

そういう老人は隙を見せるとズルくなるんです。

自分で言ったことも当たり前に忘れるんです。

いえ、都合が悪くなったから忘れたふりだったかもしれません。


今思えば、いい加減で胡散臭い社長夫婦でした。

友達の紹介でなければ絶対に登録しませんでした。


ちなみにその事務所、数ヶ月後には、不正請求(ケアマネとグルで架空請求)と、不正雇用(ヘルパー資格のない中国人を低賃金で雇い、衛生責任のない中国人に手作り餃子をたくさん作らせて、冷凍させて高額で老人に売っていた)で新聞に載りました。


私の最後の1ヶ月分の給料は未払いのまま、老夫婦は夜逃げをしました。


・・・10数年前の話です。


あの時の勘違いのおじいちゃんと夜逃げした老夫婦はもうこの世にいないかもしれません。


次はもう一つ登録した事務所での話しです。


※気分を害された方がいらしたらすみません。最後までスクロールしていただきありがとうございました。



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【告白⑥】上司の誘惑〜湾岸とタバコと香水の匂い

告白⑤はコチラ

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つづき

『一緒に住もう』そう言われて、当時は素直に嬉しかったのを覚えています。




今回は時間は少し遡り、彼と付き合うちょっと前の話しをします。



私の直属の上司は営業所長でした。

所長は私が入社してからとても可愛がってくれていました。

21歳の私は当時40代の所長のことを、お父さん感覚でいました。

事務職が始めてだった私に所長は、電話の出方から書類の作り方、お客様の対応などこと細かく色々なことを教えてくれました。

飲みにもよく連れていってくれたり時にはランチをご馳走してくれたり、私は所長に色々してもらって本当に感謝をしていました。

今思えば、下心満載の行為でしたが、当時は気づきませんでした。



そしてある時、会社の健康診断の日。

本社の中の診療所で健康診断をするのですが、湾岸の方までいかなければならず、しかも倉庫街なので、モノレールをおりた後に会社のシャトルバスに乗るので、結構な時間がかかってしまう場所だったのです。

すると所長はこういってくれました。

『夕方、本社に用事があるから、車で送っていってあげるよ。』

ラッキー!
私はその時、素直にそう思いました。



本社について車を降りるとき、1時間後に駐車場で待ってるから、と言って所長とわかれました。

健康診断は体重、身長、採血、心電図など一通りやってすぐに終わりました。

早めに駐車場につくと、もう所長は車で待っていました。


外はもうだいぶ暗くなっていました。


『早かったね』とそう言って所長は私を車に乗せてくれました。


私は採血をしたため、少し貧血気味でぐったりしていました。(昔から採血するとぐったりする体質です)

行きはドライブ気分で明るかった私がぐったりしているのを見て、所長は『大丈夫?ちょっと休む?』と言いました。

私は『いえ、大丈夫です』と言いながらぐったりしていると、なんと湾岸沿いのホテルに所長が入ろうとしているのです!


・・・え!?


所長!本当に大丈夫ですから!と焦って一気に頭を動かしたら、ふらーっと、目の前が真っ白になりました。

所長は車をホテルの駐車場に停め、こともあろうか、助手席のシートを倒したのです!


そして所長は私を押さえつけ、無理やりキスをしてきました・・・!



もちろん必死に抵抗しましたが、狭い車内で上から押さえつけられ、しかも貧血気味で抵抗しきれなかった私に所長はこう言いました。


上司
『ずっと好きだったんだよ、付き合ってくれないかな?』



『・・・!』
『・・・奥さんいましたよね?』


上司
『あいつとは別居中でもうすぐ別れる』



『・・・私、○○くんに付き合ってと言われてます。付き合おうと思ってるんです』
『所長のことは好きだけど、そういう好きではありません。』

はっきり断りました。


所長は『わかった』とその時は諦めてくれました。


『・・・』


帰りの車の中はお互い気まずく、無言のまま営業所へ向かいました。


今でも、その時の上司のタバコと香水の匂いは忘れられません。


そしてこの夜の出来事が、後に思いもよらぬ火の粉として自分に降り掛かってくるとは、その時はまだ夢にも思っていませんでした・・・




つづく
【告白⑦】元夫との波乱づくしの同棲生活が始まりました。 


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鵬蘭【ほうらん】

2度の離婚を経験したセカンドシングルマザー鵬蘭。
アラフォー子ども3人。
行政書士試験に挑戦します。
仕事・育児・家事・勉強・など、シングルマザーの雑感を綴っています。
告白・実話シリーズ連載中。

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