告白④の続き

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帰りの車の中で私は『彼と別れよう』そう決心したのです。

ただ彼とは職場が一緒なので顔を合わさない訳にはいきませんでした。

翌朝彼は会社で会うと何か言いたげです。

私は気づいていましたが無視をしていました。

が、あの後元カノとどうなったのかは、やはり気になりました。

彼は外回りの仕事で私は事務職でしたので、日中は会うことはありません。

付き会い始めてからほぼ毎晩、私は彼とごはんを食べたり遊んだり、会社の皆と飲みに行ったりしていたので、今日は彼が外回りから戻る前に早々に退社しよう、そう思っていました。

しかし彼は同僚に現場を代わってもらったのか、私の定時前に戻って来てしまったのです。

そして帰ろうとする私を待ち伏せしていたのです。


『□□、昨日はごめん。俺、元カノとちゃんと別れたからさ。今日もごはん行こうよ。』

当たり前のように軽く誘ってきます。


彼は、私が別れようと心に決めたことには一向に気づく様子もありません。



『あのさ、私、怒ってるんだけど!』


『なんで?別れたよ?』


『別れた、って私と付き合う前にも言ってたじゃん?でも別れてなかったじゃん?まあそれは仕方ないにしても、元カノがした嫌がらせのせいで私たちの信用ガタ落ちだよ?上司はあなたとのことよく思ってないよ?』


『・・・?』

解っていない様子。

本当に頭悪い子だ。


『・・・昨日はあの後どうしたの?』


『別れ話して帰った。』


『・・・』


『もう会わない』


『・・・私あなたと別れようと思ってる。』


『・・・なんで?』


・・・!

本当に馬鹿です。

ばか、バカ、馬鹿!

馬鹿すぎて・・・





許してしまったのです。


あー!私が一番のバカだ・・!!




私たちはたった一日でよりを戻しました。・・・若かったのです。

二人はその後愛を育みに湘南へいきました。・・・若かったのです。

そして湘南の海が見えるモーテルにはいりました。・・・若かっ・・もういいですね。



私たちはそのまま朝まで過ごしました。

チェックアウトして134号線を走りながら、朝日を浴びてキラキラ光る海と、江ノ島が見える車の中で、彼は私にこう言いました。




『一緒に住まないか?』





・・・つづく。


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