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>>告白⑩ 

つづき

地方で怪我をした私は、すぐに東京に戻り、救急病院へ搬送されました。

すると急遽、緊急入院です。

膝の靭帯断裂で全治3ヶ月。

原因はタクの不注意からの事故でした。



そして私は会社を3ヶ月間休職することを余儀なくされました。

今思えば、労災がおりるであろう事故ですが、ブラックな企業で、私の怪我を労災扱いにはしてくれませんでした。

傷病手当も出ませんでした。

その時は私もタクも仕方ないと諦めましたが、会社は私が怪我をしたことを隠蔽したかったらしいのです。

私に不倫を迫っていたあのパワハラセクハラ上司も、私が怪我をした途端、無視です。

それどころか、自身の保身の為に私を辞めさせようとしました。


電話で上司は言いました。

『怪我してからの連絡が遅かったな・・もううちには必要ない』

・・・私は負けました。

怪我を負って精神的に参っていたので、上司や会社と戦う気力もなかったのです。

自主退職です。



タクは責任を感じ、毎日お見舞いに来てくれました。

最初は固定していた足ですが、数週間で固定を外すと、なんと私の膝は癒着しており、膝の曲げ伸ばしが全くできない状態になっていました。


それからが、大変です。

毎日のリハビリ。

元々根性のない私は、リハビリが辛く毎日タクに八つ当たりをしていました。


ある時、タクに泣きながら言いました。

『あなたのせいで、職も失って、こんな痛い思いしても歩くこともできない!』

『責任とってよ!もうこんな生活いやだ!』

泣きじゃくりながら私は嗚咽と共に小さく叫びました。


すると、タクは言いました。

『退院したら結婚しよう・・・』



・・嬉しいはずのプロポーズなのに、私はその時、素直には喜べませんでした。


何故ならタクが本気で私と結婚したいと思っていなかったから。

わかるんです、女って。

敏感ですから。



そんな気持ちで毎日泣きながらリハビリを続けましたが、気力もモチベーションもなく、とうとう膝を動かすことができなくなってしまいました。

今思えば精神的なものだと思いますが、当時はもう鬱状態でリハビリになりませんでした。

毎日、喫煙所に入り浸り、タバコを吸いながら他の入院患者と遊んでばかり。

完全にリハビリも人生も投げやりでした。


そして結局、医師の判断で手術をすることになりました。

その時、既に3ヶ月。

完治する気配はなし。



親もほとんどお見舞いに来ません。

理由は入院費を出したくなかったのだと思います。

私とタクは最初から親に頼るつもりはありませんでした。

なのでお金ではなく、怪我をした娘の体を心配して欲しかったのです・・

親との絆も所詮お金なんだな、と私は22歳で悟りました。

それぐらい希薄な親子関係だったのです。



手術の日が来ました。

手術の日は姉が来てくれました。

親は結局来ませんでした。



手術を終え、私は脊椎麻酔をしたまま、数日を過ごしました。

その痛みのない状態でのリハビリが始まりました。

脊椎麻酔のおかげであんなに痛かったリハビリも痛くなくなったのです。


そしてやっと退院の日が決まりました。


入院の日から6ヶ月が経とうとしていました・・・


つづく
【告白⑫】退院を境に元夫の暴力が始まりました・・・


【告白⑩】上司の逆襲〜可愛さ余って憎さ百倍
【告白⑨】逆ギレ男の突然の暴力、泣き叫ぶ私。
【告白⑧】メンヘラかまって女の"マウンティング"とは!?

【告白⑦】元夫との波乱づくしの同棲生活が始まりました
【告白⑥】上司の誘惑〜湾岸とタバコと香水の匂い
【告白⑤】二つの別れ話、そしてふたりは・・・?
【告白④】元カノ登場!あ〜女って本当に面倒臭い!笑
【告白③】嫌がらせの犯人が判明!そしてまさかの展開へ
【告白②】ある日いきなり嫌がらせがはじまりました..
【告白①】一度目の離婚への道のり~元夫との出会い



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